光塩女子学院

2月今頃になると喜びのあの頃を思い出します。


『光の子塩の子とは・・・光塩女子学院の校名は、
聖書の一節
「あなたは世の光です。あなたは世の塩です。」(マタイ5章13節)
 からとられました。ろうそくが、自ら燃えて
 その光が他を照らすように、塩が自ら溶けて味をつけ清めるように、
 まわりの人のために
 喜んで生きる女性に育つことを目指しています』

 メルセス会の精神のもとで創立された
 この、光塩に進学をきめ長女を受験させました。
 合格通知を頂き喜びに浸ったのが思い出されるのです。
 30年前の頃です。

 厳しい教育方針、校則に親子共々大変でした。
 初等科から65名中学受験で加わった65名
 合わせて130名の生徒に5〜6名のシスター先生が、
 担任を受け持ち、一人ひとりを、良く見ていて下さり
 その点、親は安心でした。
 学校にお任せして置けば大学進学までOKです。
 でも生徒にとったら大変なプレッシャーのようでした。
 中間テスト期末テストは、必ず親との個人面談で
 成績表が渡されるのです。
 ABCにクラス分けされ怠ければ直ぐ結果は・・
 恥ずかしい思いは自分です。

 私がこの学校に魅せられたのは、
 お掃除が行き届いていた事もその一つです。
 生徒がトイレの掃除もするのですが、
 取れない汚れは爪で取りなさいと指導されていたようです。

 可愛いいベレー帽に縞(紺とグレー)のネクタイの校服でした。

 いじめ、不登校など考えられません。
 学校は厳しくて当たり前、先生や(シスター)との
 コミニケーションもそんなに有る訳ではありません。
 ゆとり教育でもありません。ただ、生徒を思う
 先生の誠意、優しさを感じながら中高の一貫教育を
 受ける事が出来た事は幸せだったと思います。
 6歳違いの次女も、姉が卒業すると入学しました。
 個人面談に年4回12年間通いました。

 あの頃と校舎など学校の様子も変わったようですが
 光塩の精神は昔のままのようです。
 電車の中で高円寺あたりから乗合わす光塩生は
 ハヤリのルーズソックスを履いてはいません。
 今風に言えばダサい学生です。

 学校ってどんな所が良いだろう。私の娘たちもどんな考えだろう?

【鈴木弥生先生】

 奇遇にも  パソコン知恵の和でご一緒させて頂いております 
 鈴木弥生先生こそ恐れ多くも娘たち
 母校光塩女子学院の先生でいらっしゃったのです。

 娘が入学当時はいらしたかどうかは分かりませんが・・・