坐骨神経痛ペインレスクリニック(唐沢クリニック)でブロック注射

以前やはりここでブロック注射を受けた経験があります。

とにかく大変な混みようです。患者が多くて予約も3週間ぐらい先になります。

痛みのある方は待てませんですね。
そんな人気の治療は?疑問もたれることでしょう。
私もいつ完治できるのか不安ですが・・・

とに角4回注射しました。まだあまり効果が見られません。

からさわクリニックの

ペインレスクリニックとは?よく、神経ブロックを「痛み止めの注射」と表現する患者さんがいます。お医者さんの中にも「麻酔の注射」と説明する方もいますが、この言葉は正確とはいえません。

どうしてでしょう

痛み止めや麻酔は、効果が切れてしまえば全くもとどおりになってしまいます。
「麻酔が醒めない」ということは一大事です。麻酔は醒めることを目的に作られています。
しかし、神経ブロックでは薬の効果が切れたあとも、治療効果は継続していきます。
これは、神経ブロックをすることで障害を受けている神経の血流が改善されたり、むくみや炎症がとれていくためです。

神経ブロックは使い方によっては内服薬よりも副作用が少ないといったら驚かれるでしょうか。

どうしてでしょう

たとえば痛み止めの例を考えてみましょう。痛み止めは口から飲んで、内臓で吸収され、病気の場所にまで血流にのって運ばれ、効果をあらわします。
けれども、目的の場所に届くまでに、胃を荒らしてしまったり、あるいは血流にのって全然関係ない臓器(たとえば腎臓)を傷めてしまったりします。
神経ブロックにはこういう副作用はありません。
病気のおこっている神経のすぐそばまで、針を近づけて効かせますから、余分な作用が少ないわけです。
しかし、その分、治療には高度の技術を必要とします。
ですから神経ブロック療法は専門のトレーニングを受けている医師から受けることをお勧めします。
何回くらい注射を?
とても難しい質問です。
ぎっくり腰などでは、わずか数回の神経ブロックで劇的な改善がみられることも珍しくありません。
頚や肩、腕の痛みでも、それまで眠れないような痛みが、神経ブロックを数回受ければ、とりあえず休めるようになるものです。
帯状疱疹などの病気では、順調に痛みが減っていくように見えても、やはり1ヶ月くらいは入念な治療をしたほうが間違いがありません。
一方で、長年わずらっている病気、こじれてしまった病気では、やや時間がかかります。
長年の痛みのために、すっかり悪くなってしまった血液の循環や、凝り固まった筋肉の緊張は、一朝一夕には治らないからです。
一般に神経ブロック治療を始めるまでの期間が短いほど短期間で治療効果が期待できると考えてください。
反対に神経ブロック治療の開始が遅れた場合には、あせらないでじっくりと構えることが必要です。


痛くないのですか?


これもよく受ける質問です。
例えば代表的な神経ブロックのひとつ、星状神経節ブロックでは25ゲージという針を使います。
この針は採血や点滴などに使用する針よりも三から四段階も細い針です。
さらに私が働いていたNTT関東病院(旧関東逓信病院)出身の先生であれば、ひときわ細い針でのブロックが可能です。
たとえば硬膜外ブロックでも、採血の針と同じ程度の太さの針で行うことができます。
そのうえ硬膜外ブロックでは、あらかじめ細い針で痛み止めの注射をしていますから、患者さんによっては「もう終わりなんですか?」というくらいの刺激しかありません。
私自身がいくつかの神経ブロックを経験していますが、正直な感想は「痛みとしてはこんな程度でしかないのだな。問題は怖いと思う心にあるな。」という印象です。

唐沢クリニックホームページより。